PMS

PMSの症状とは?いつからなるの?生理前のイライラの理由とは?

PMSって何|PMSいつからなるの?

PMS(月経前症候群)って何?

月経ホルモンの浮き沈みが原因で身体に影響を及ぼす女性に多い症状のことを指します。

また生理後にPMSの症状自体が「完全に消えてしまう」といった通常の病気では見られない変化があります。

PMS自体は特別な症状はなく、生理後は症状自体が消えてしまうため

発症者本人と周囲が気付きにくい病気のため軽視されやすい傾向があります。

PMSは子どもを出産できる年齢の女性のみなる病気で、実は生理が来ない・周期的な排卵がおこなわれていない無排卵周期にもPMSは生じることはあり、こちらはあまり知られていません。

それ故に子宮摘出手術を行い卵巣を摘出していても術後傷が回復するとPMSの症状が繰り返し出ることもあります。

具体的には

☑ 生理前どうしても気分が沈みがちになる上に体調が思わしくない。

☑ イライラや暴飲暴食しだす時期が生理前に起こってしまいがち。

☑ 家族や仕事仲間とのトラブルは決まって生理前に起きる。

といった、体調不良や情緒不安定になりやすく夫婦間や仕事仲間の間でトラブルが多発しやすくなってしまいます。

PMSの身体的な症状として眠気・腹痛・ 胃痛・腰痛・下痢・微熱など軽い症状のものから

精神不安により突然泣いてしまったり、うつっぽくなってしまうなどPMSの症状の重いものもあります。

もっとも重篤化しているPMSの症状は死にたくなるといった自殺未遂や犯罪を起こしてしまったりする危険性もあります。

いつも穏やかな人が生理中だけやたらと攻撃的になり、イライラやムカムカが治まらずパートナーや家族・周囲の人に八つ当たりをしてしまう。

しかし生理後はいつも通り穏やかな性格の人に戻っているという状態もPMSならではの症状になります。

発症者本人もPMSの自覚がなく辛い思いをしますが、ストレスのはけ口として当たられている家族やパートナー・仕事関係者など周囲の人に危害を加えている場合もあります。

特にPMSに無理解の人にとってみれば、一時期のPMSの症状でストレスのはけ口にされていることに驚き、怒ったり・攻撃・不信感を持ったりしていることもまた事実です。

昨今ではPMSの症状が原因で離婚問題に発展するケースも少なくありません。

ではPMSの症状はいつからなるのか?

PMSが来る前の予兆や治療法・改善法はどのようなものがあるのか?を順次紹介していきます。

PMSって何|PMSになっている本人の誤認と周囲の無知

PMSが知られていないのは

☑ 生理前というより生理痛は知っているけどPMSという名前自体を知らない人が多い。

☑ PMSは具体的にどんな症状なのかを分かっていない。

☑ 男性側からすると「生理=女性特有の生理現象」という認識しか持っていない。

など、PMSの辛い症状で悩んでいる女性本人すらPMSの正しい知識を持たず毎月やってくる生理前の苦痛を一人で耐えるというかたちになっています。

また男性はPMSについて無知なことが多く、女性が生理の度に

「生理は病気ではないのだから、動けるのは当たり前」

「機嫌悪いね、なんでそんなにイライラしているの?」と

無神経な発言をするようになり、PMSの症状で辛い思いをしている当事者を更に追い詰めてしまいがちです。

情緒不安定になっている時期に無神経な発言をされると、さらにネガティブな方向へ進みやすくなり最悪PMSをきっかけに自殺をしてしまう場合もあります。

生理(月経)周期以外はPMSの症状が完全に消えてしまうため、忘れがちになってしまいます。

「毎月くるPMSの苦しみを緩和することができたら」

そのためには女性本人のPMSの誤認と家族や仕事仲間などの周囲の認識を高めることがとても重要になってきます。

PMSって何|女性本人がPMSに気付いていない場合

思春期のPMS症状の辛さについて  20代女性の体験談です。

私が初めてPMSで辛いなと思ったのは高校生になってからです。

それまでは血が出るだけで何ともなかったのですが、高校に入ってから生理初日と二日目に激しい腹痛が起こり、歩けなくなるほどの症状が出て焦りました。

その時から夏場ならなるべくお腹をさすり、横になったり、冬場なら授業中ひざ掛けをかけて、保健室から湯たんぽを借りたりして対策をとっていました。

また生理が始まる前からイライラし始めたりして、家族や友人に当たってしまったことも幾度かあります。

とても辛いので毎回生理がくるたびに落胆して過ごしています。

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PMSの症状が出るのは個人差があります。

大量出血が起こる前に体がだるい・激しい腹痛や腰痛など体の変化が目まぐるしく起きてしまいます。

体の辛い症状が全面的に出てしまうと、どうしても気分もネガティブな方向に向かってしまい

これがPMSの症状なのかどうか?と判断が付きにくくなります。

PMSに悩んでいる女性の皆さんに知ってほしいのは、PMSと区別するにはどこで判断したらいいのか?

ポイントは4つあります。

☑ こどもが生める年齢の女性なら誰でもPMSを発症する可能性はある。

※周期的に生理が来ない無排卵周期にもPMSは存在している。

例え子宮摘出手術を行い、傷が癒えても繰り返しPMSの症状がある。

☑ 生理(月経)前の症状は14日間越えて存在しないといけない。

☑ 生理周期以外はPMSの症状が完全になくなっていること。

☑ PMSと判断するには少なくとも2回(2か月)の周期を確認しないといけない。

PMSと判断するには少なくとも2か月間14日間超えた症状が見られないといけません。

生理周期は個人差があるため、誤差がでてしまうのは仕方のないことです。

月経前に体調があまりよくない、どうも気分が沈みがちになってしまうなど月経前PMSの予兆が見られるようになるとPMSの症状に対する改善がしやすくなります。

そのため普段から自分の体調に気を配る必要があります。

スケジュール帳に体調が悪かった時のことをメモしておいたり、スマホのメモ帳を利用してカンタンな日記形式で記録しておくと、医師もPMSと診断するための重要な資料になり、適切な治療を行いやすくなります。

PMSってなに?男性は知らない人が多すぎる

PMSの症状が強く出ている時は特に神経質になりやすいものです。

そして何も知らない男性による

「気にし過ぎ」

「機嫌が悪い」

「前月も同じことあったからどうにかできるよね?」の発言はいつも以上に気になりイライラしてし、喧嘩に発展してしまいます。

生理期間中はいつも以上に気が立って、普段溜め込んでいる不満をぶちまけてしまったりするため

例え普段は仲がよい夫婦でも毎日のように喧嘩してしまう・・・ということもよくある話です。

PMSは生理後落ち着いてしまうため、男性にとって女性の目まぐるしい変化についていけず疲弊し、例え後から謝られても許してくれない場合があります。

最悪PMSが理由で離婚問題に発展するということは少なくなく、PMSの症状が強い人ほど夫婦生活が困難になりやすいです。

男性側に知ってもらいたいPMSの症状、ポイントは3つあります。

☑ 生理前はいつもと同じ調子で行動することができないから温かく見守ってほしい。

☑ 普段から会話をするようにし、生理前の兆候が見られそうな時注意する。

※これは女性側もそうですが、PMSの症状が強く出てしまうと感じたら先に謝ったり注意を促すようにすると男性側も対処しやすいかもしれません。

☑ PMSの治療は時間がかかること(治療法がすぐ見つからないため)

PMSに効く特効薬がない、症状がすぐ判別できないため治療法自体を見つけることが困難な場合もあります。

結婚するとどうしてもPMSの症状でヒステリックになったり、寝込んでいたりする女性を目の当たりにする機会が増え、対応に困ってしまいがちです。

あまり否定的なことをいわず、強制するような発言などは控えるようにしましょう。

女性のペースに合わせることはとても難しいですが、理論的に責めたりしないようにしましょう。

PMSって何|正しい知識を学び前向きに治療していくことが大切

PMSは特別な症状がない上に、特効薬といった薬がありません。

生理前に起こる腹痛・腰痛・強い眠気・微熱など体の症状から、自分以外すべてが敵に見えてしまったり、ヒステリックになるなど精神的にも不安定なため自分での良し悪しが分からなくなってくる場合があります。

自分で気づけないなら、周囲の人たちの手を借りてPMSはどんなものか、いつまで続くのか、また適切な対処法や治療法を探すようにしましょう。

PMSが強く出過ぎてしまう人ほど冷静な判断ができず犯罪や自殺をしてしまう確率が非常に高くなってしまいます。

育児や家事もそうですが昨今女性の社会進出のため仕事をしている方も多く、それと比例して年々PMSの症状に悩み。辛い思いをしている方も多くいらっしゃいます。

PMSって何なのかを正しく知り、自分自身だけではなく周囲の人に教えながらコミュニケーションを取るようにするともっとPMSの症状に悩む人が減ってくるかもしれません。

PMSの症状とは?いつからなるの?生理前のイライラの理由とは?まとめ

・PMSとは生理前にくる月経ホルモンの浮き沈みによって心身ともに影響を及ぼす女性に多い病気のことを指している。

・PMSの最大の特徴は生理後に出ていた症状が完全に消えてしまい、月経周期以外は症状が全くでなくなる。

・生理前に腹痛・強い眠気・腰痛・吐き気・肩こり・むくみ・貧血など体の影響もあるが攻撃的になったりヒステリックになりやすい。

・発症者本人がPMSに気付かず、悩みを抱えることが多い。

・PMSは周囲の認知度が低いため、発症中の女性を追い詰める発言をして口論などのトラブルに発展することがある。

・PMSは正しい知識を身につけて、なおかつ周囲の人にもPMSの症状を知ってもらう必要がある。