デリケートゾーン

おりものの匂いが体に起こしていることとは?年齢別おりものの状態と変化。

おりものの匂いが変わった?年齢、加齢から見るおりもののにおいや量の変化とは?

初潮から10代のオリモノとは?

7歳頃から思春期の二次性徴が始まります。10歳になると、初潮を始める準備が整えられていきます。白や黄色のサラサラとしたおりものが下着につくようになります。おりものは膣からの分泌物で『あと数ヶ月ほどで初潮が始まる』というサインの一つです。おりものがなく、初潮が始まることもあります。女性ホルモンが安定しないため、量もまばらですが異常ではないので安心してください。

おりものが気になる場合はおりものシートの活用をおすすめしますが、小学生の子の場合は学校でのシートの交換が何となく気になるということがあるかもしれません。トイレに流せるおりものシートもあるので、シーン別に使い分けると良いでしょう。

20代から30代のオリモノとは?

生理の周期が安定するように、おりものの周期も安定する時期です。妊娠や出産する準備のため女性ホルモンの活発がピークに達します。それに伴い、おりものが増加する年齢です。

おりものの増加と共に、おりものの色やにおいによる悩みが増えて来る方も多くなります。環境の変化などにより生理不順が起こり、おりものの変化も感じるかもしれません。

おりものは身体からの何らかのサインとも取れるので、気になる場合は婦人科の受診をおすすめします。

30代から40代のオリモノとは?

女性ホルモンの分泌がピークを過ぎ、おりものの分泌量は減少します。女性ホルモンの減少により、生理が止まったと感じる方もいらっしゃると思います。生理が全く来ないという方は婦人科に罹り、ホルモン治療を行うこともあります。ホルモンが衰え始めると、おりものの臭いがきつくなる年代もこの頃からと言われています。酸っぱい臭いは問題ないですが、生臭い臭いがしたときは何かしら病気を疑いましょう。いずれにせよ、女性の生理やおりものに関する事は婦人科を受診します。

閉経後のオリモノとは?

閉経後は女性ホルモンの分泌が次第に少なくなり、2~3年後はさらにおりものの分泌量が減ると言われています。ですが、閉経を迎え排卵が起こらなくなったとしても、エストロゲンの分泌は少量でもあります。閉経後でもオリモノが気になるという方は、このエストロゲンの分泌があることによっておりものが気になるのだと思います。閉経後にも不正出血やおりものが出るという方は比較的多いようですが、あまりにも気になるという方は何かしら病気が隠れている可能性がありますので婦人科を受診されると良いと思います。

オリモノのにおいが気になる。妊娠超初期のおりものとは?

おりものが増える

妊娠の超初期の時期は、妊娠1ヶ月目までを言います。卵胞ホルモンのエストロゲンと、黄体ホルモンのプロゲステロンの分泌が増え、おりものが増加します。排卵前後のおりもののように、粘り気のないサラッとしています。臭いは無い場合が多いです。この2つのホルモンの役割は、妊娠をし続けるために、子宮を大きくし、受精卵を守ります。乳腺の発達を促す働きをします。妊娠初期でおりものが増えるのは、受精卵を雑菌などから守るためとも言えるでしょう。

ピンクや茶色のおりものが出る

受精卵が着床すると、着床出血というのがあります。個人差はありますが、おりものに少し血が混じり、その血が酸化し、茶色のおりものが出ることがあります。ピンクのおりものもでることがあり、酸化する前に発見すると、ピンクに見えます。生理予定日1週間前~生理予定日に着床出血がある場合があります。

精子を長生きさせる

口コミや体験談では、妊娠超初期のおりものは無臭という方が多くいらっしゃいました。膣の中は酸性ですので、おりものは酸っぱい臭いでもおかしくはないです。精子は、酸性の膣の中では生きられません。しかし着床する前までは、精子をなるべく長く生かし、受精しやすくするため、弱アルカリ性に傾く性質があります。このことから、臭いが少ないおりものは、着床前のおりものということがいえますね。

着床すると、黄体ホルモンが活発になるため、酸性になります。酸性になると、白から黄色に変わり、酸っぱい臭いもあるでしょう。酸っぱい臭いは、問題ないですが、生臭いや悪臭がするときは、医療機関へ受診することをおすすめします。

妊娠後期にもおりものの匂いは変化する?

妊娠後期ではあまり変化はないことも

妊娠後期のおりもには、特にへんかがないこともよくあります。臭いの変化がないことも、おかしいことではないです。変化するのは量が増えることです。エストロゲンの分泌がさらに活発になるため、おりものが沢山生成され、排出されます。常に産道をキレイに保ち、細菌を寄せ付けず健康を維持するためでしょう。おりものはときに、出産をサポートしてくれているので、心強いですね。

おしるしは、おりもののようなもの

いよいよ、出産の合図でもある、おしるし。おしるしは、おりものの1種でもあり、粘液栓といいます。字の通り、お産が来るまで子宮の口の蓋の役目をしています。そして、その蓋が取れたとき、おりものと混じってゼリーの塊のように流れ出てきます。おしるしがありからと言って、必ずすぐにお産が始まる、ということではありません。お産の準備ができました、という兆候です。

おりものと破水の違い

お産が近づく兆候の最も大きな合図は、破水です。破水は、赤ちゃんを覆っていた、羊水が幕を破って出てくる液体です。おりものは、ドロっとしているのに対し、破水の液体はサラッとしています。尿漏れと間違える方も多いでしょう。おりものと破水の違いには臭いがあります。おりものは酸っぱい臭いや無臭がありますが、破水の場合は、生臭いや異臭などの独特の臭いがします。尿漏れなら、アンモニアの臭いがしますね。破水は、ちょろちょろ出るときや、ドバーと出るときもあり、個人差があります。

おしるしか、破水か、尿漏れか、おりものか、臭いの違いを比べて判断しましょう。

おりものの変化は更年期も関係する?

エストロゲンの分泌が低下する

更年期は、閉経に関係しています。閉経前後5年は更年期となり、平均閉経年齢は約50歳です。閉経するにあたり、エストロゲンという女性ホルモンがていかします。エストロゲンはおりもを分泌し、膣の自浄作用を司っています。エストロゲンが減少し、自浄作用が低下すると、萎縮性膣炎をおこしやすくなります。膣に潤いがなくなり、乾燥してしまうと発症します。

おりものが減り、膣の中の粘膜細胞も減ってしまうことにも。また膣の中だけでなく、外陰部の皮膚も乾燥し、下着などにすれて、かぶれたりヒリヒリしたりします。善玉菌も減少し、悪玉菌が増殖すると、細菌に感染しやすくなります。性行為をすれば、乾燥からすれて出血することもあります。エストロゲンを増やす膣錠や軟膏での治療をおすすめします。

更年期でおりものが減少すると、気をつけること

更年期で、おりものが減少すると、感染症を起こしやすくなります。感染症を起こした場合、おりものに臭いあることもあります。

*トリコモナス膣炎

白く泡のようなおりもので、卵白の様です。悪臭がして、かゆみをともないます。

*カンジダ膣炎

一般的には濃く濁りがある白いおりものですが、黄色や緑の場合もあります。臭いがないものは炎症が軽く、酷く炎症すると、鼻につく臭いがして臭いです。ボロボロとしたおりものが出ることも。

*淋病

黄緑色のおりものです。悪臭があります。性交痛やかゆみがあります。

*クラミジア感染症

感染率が高い性感染症です。おりものの量が増え、黄色のおりものが出ます。下腹部痛や発熱がでたら、進行している可能性がありますので、すぐに受診しましょう。

このような感染症は、性行為だけではありません。共同で使うタオルや浴槽からも感染することがあります。性行為をしないからと、安心はできません。旅行や銭湯に行く時は、少しでも心得ておきましょう。

おりものは全く無くなる訳では無い

前期更年期45~50歳では、そう言われています。その年代は、ホルモンバランスの乱れが大きくおりものの量が減ることがあります。しかし、おりものは副腎皮質ホルモンからも排出されるため、全くなくなるわけではありません。

水っぽいおりものが出た場合、子宮の病気があるかもしれません。医学では水様帯下という言葉があります。水のようにサラサラしたおりものです。黄色のおりもので、不正出血があった場合は、子宮筋腫の可能性があります。子宮の病気にもなりやすいので、定期検診やおりものチェックを常に行いましょう。

おりものの匂いが体に起こしていることとは?年齢別おりものの状態と変化。まとめ

いかがでしたでしょうか。おりものの量は年代別や体質で、かなり違いましたね。20代~30代で、女性ホルモンが一番ピークなので出産年齢に適していますね。おりものは女性の体にとって、健康のバロメーターです。初潮が始まる前から、50年以上付き合っていかなくてはなりません。生理よりも長く、閉経後も、おりものは続いていくものなんですよね。更年期になり、デリケートゾーンがナプキンで荒れるときは、布ナプキンを使うといいですよ!綿の素材で擦れをカバーしてくれますので、おすすめです。妊婦検診の時にも使えます。

おりものは、出産をも助けてくれる大事な成分。病気を知らせてくれます。そんななくてはならない体のパートナーのおりもの、異常を早く見つけて、上手く付き合って行きましょう。