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足の臭い何とかしたい!消臭効果がある足のお手入れ方法とは?
角質をきちんとケアする
足の裏の角質は臭いを発生するための餌になります。あらかじめ綺麗に角質を剥がしておくことは、菌が分解する量を減らせることに繋がります。角質除去には保湿効果にもなりますよ。角質ケアにおすすめなものを紹介します。
・ベビーフット
家で手軽にできる、足裏のケミカルピーリングです。医療機関でよく使われているフルーツ酸を使っています。ピーリングローションが入った袋に、表示時間の間足を入れておくだけ。洗い流したあとから1週間ほどかけて角質が徐々に剥がれ落ちます。剥がれ方には個人差がありますが、赤ちゃんの肌のようなふっくら肌が期待できます。
・軽石やヤスリで削る
角質が厚い所を中心にお湯に浸すなどして温めます。角質除去専用の軽石やヤスリを、外から内に向かって一方方向に削ります。1度にめいいっぱい削ると、傷が付いたり痛みが出たりします。7~8割でやめましょう。削ったあとは保湿をしっかり補いましょう。
・エステなどでやってもらう
自分でやると怖い!なんて方も多いのでは。そんな方はマッサージ店やエステサロンなどの、フットケアのプロにおまかせしちゃいましょう。電動ヤスリ機や手動で角質を削ります。雑菌の餌になる角質の塊の魚の目やタコも、除去してもらえるとうれしいですね。必ず、フットケアを施術しているかサロンに確認してから行きましょう。
消臭効果がある石鹸を使う
殺菌や消臭効果がある、石鹸を使いましょう。 足の臭いの元には雑菌が繁殖しています。その雑菌に特化しながらも、肌に優しく作られている足専用の石鹸。足の臭いの救世主です!イソプロピルメチルフェノールは菌の繁殖を抑制します。グリチルリチン酸ジカリウムは、炎症を抑え殺菌効果があります。柿渋エキスに含まれる柿タンニンは消臭のエキスパート!消臭効果が緑茶の25倍もあるスーパー成分です。洗い方は、しっかり泡を立ててから手で優しく洗います。指の間、垢が貯まりやすい爪の中もきちんと洗いましょう。爪を短く切っておくのも、臭い予防になります。
・ブテナロック足洗いソープ
水虫薬で有名なブテナロックの足専用ソープです。サリチル酸、グリチルリチン酸ジカリウムが有効成分です。メントールが爽快感を与え、ティーツリーオイルがリフレッシュを後押ししてくれます。水虫薬と一緒に使われる方も多く、かゆみと臭いが無くなったや、さっぱりしてサラサラが気持ちいいというクチコミがあります。しかし、実感するには時間がかかるというような声もあります。
・フットメジ足用角質クリアハーブ石けん フレッシュハーブ
17種類の東洋ヒールクリンハーブと3種類のスクラブで、角質除去と臭い除去、保湿効果までが1つの石鹸で補えます。専用ネットがセットになっていて、ネットのまま足を擦りながら洗います。擦りすぎらずに普通に洗う程度なら毎日使えます。夏はかかせない製品ですよね。
・アニセ薬用石鹸
汚れをかきとる薬用炭、粘土質ベンナイト、ポリフェノールたっぷりの柿渋、制汗作用のミョウバンが配合されています。この4つの成分が肌に負担かけずに汚れや臭いを取ってくれます。無香料無着色なので、臭いでごまかしません。足の臭いはもちろんですが、靴を洗ったら靴の臭いも軽減した口コミあります。
お酢の力で臭いを抑える
足の臭いの原因菌に立ち向かうちは、お酢もおすすめです。足の臭いの原因菌がアルカリ性の場合が多く、酸性のお酢が中和することで臭いを抑えることができます。40℃のお湯を足湯バケツや洗面器にいれます。ペットボトルの蓋約1~2杯入れ、綺麗に洗った足を5~15分つけます。シャワーで洗い流します。
身近にあるお酢なら簡単にできます。木酢液でもできますが匂いに好き嫌いがあります。お酢で効き目が得られなかったら試してみてください。
足じゃなくて靴が臭い?靴の臭いのケアと対策は?
必ず乾燥させること!
臭くなった靴は乾燥させること。1日履いて歩いた汗を目いっぱい吸収しています。足の汗は1日では最大約コップ1杯半の量になります。靴の構造では、つま先が狭くなっていますよね。じっくり乾燥させるには時間がかかります。風のあたるところで
陰干しします。2~3日は休ませてから履きましょう。休ませることで大切な靴を、永く履くことができますよ。靴は3~4足用意しておくのが必要です。
ネットでは靴専用の乾燥機が販売されています。タイマー付きで使いやすく防カビ、抗菌除菌、消臭の効果もあるので1度お試しください。
洗える靴は洗うが一番の対策方法!
スニーカーは毎日履く機会が多いですよね。履きやすくて動きやすいのがスニーカーの特徴でもあります。毎日履くので、スニーカーが染み込む汗の量もかなりの量になるでしょう。干しても臭いが取れないときは、洗えるスニーカーなら洗っちゃいましょう!
重曹を使えば皮脂汚れが取れるのでおすすめです。では、臭くなった靴の洗い方をお伝します!
重曹を使った靴の洗い方とは?
<用意するもの>
·重曹大さじ2杯程度
·靴を入れる大きいバケツ
·約40℃の湯約1リットル
·靴を洗う専用のブラシ(大きさがいろいろあるものがいい)
·洗濯洗剤
<洗う手順>
①用意した湯に重曹と洗濯洗剤を入れる。
②スニーカーをすっぽりかぶるくらい入れ、最低30分くらいつけおきする。
③スニーカーを出してブラシでこする。重曹を足して擦るとスクラブ効果があります。
④よく洗い流す。洗剤が残っていると雑菌が繁殖するので、よくすすぎましょう。
⑤よく乾かす。生乾きしないようにしっかり乾かしましょう。
靴の洗剤を紹介
*コロンブス スニーカーケアシャンプー ファブリック&キャンバス
天然皮革、キャンバス、ナイロン
合皮などの靴に使えます。弱アルカリ性で抗菌作用がきたいできます。汚れが落ちた、泡立ちがいい、臭いニオイが無くなった、爽やかなかおりがする、泡切れがいいという口コミで人気です。
*おひさまの洗濯 くつクリーナー
エステーが販売している靴の洗剤です。本体とブラシがセットなのですぐに洗えます。光漂白成分がおひさまの光に反応して、臭いを分解します。汚れももちろん落ちます。液体スプレーで洗いやすく、一足につき10回のスプレーで約30足分使用できるので家族みんなで使えます。安くてよく落ちる、臭いニオイが落ちてオレンジの匂いて気分が上がるなどの口コミがあります。
*東邦 ウタマロ洗濯石鹸
消臭除菌効果があります。襟や靴下の皮脂汚れに特に効果があります。界面活性剤入の中性石鹸です。靴の中の皮脂汚れにもピッタリ!こすり洗いをすることで臭いがスッキリなくなった、漂白剤を最後に使うとより臭い対策になるという口コミがありました。よく濯がないと茶色のシミができるので、濯ぎはしっかりしましょう。
靴の臭いの対策方法とは?
・消臭スプレーは履く前に振っておく
・インソールは消臭効果がある炭やヘチマが配合されているものを選ぶ
・ミョウバン水を作る
ミョウバン水には殺菌効果があります。
・靴選びも大事です。合皮や長靴のようなゴム製品の素材のものは、蒸れやすいのでおすすめできません。
・重曹、コーヒーや緑茶の出がらしなどをお茶パックやネットに入れて靴、靴箱に置く
ミョウバン水は酸性ですから、菌が繁殖したアルカリ性の臭いを中和してくれます。菌が繁殖する前に消臭スプレーをすることで、臭いの発生を遅らせます。
足が臭いと靴下も臭くなる!靴下の臭いのケアと対策方法はある?
酸素系漂白洗剤で洗う
靴下の臭いの元は菌が原因。汗や皮脂を食べるバクテリアが繁殖し、分解をする時に悪臭を放ちます。普通の洗剤で洗濯しても臭いが残る場合があります。それは菌がまだ繊維に残っています。しっかり殺菌するには漂白剤を使いましょう。液体タイプと粉末タイプがありますが、おすすめは粉末タイプ。粉末タイプの酸素系漂白剤を使いましょう。液体タイプは過酸化水素なので殺菌効果は薄く、粉末タイプは過炭酸ナトリウムで殺菌効果がある上に色や柄物に気にせず使えます。塩素系は白物の綿、麻、化繊にしか使えないためおすすめできません。
40℃くらいの少し熱めの湯に粉末酸素系漂白剤大さじ3~4杯入れます。よく溶かしてください。その中に、洗濯した靴下を入れ、1時間程浸け置きします。その後はよくすすぎ、しっかり脱水します。洗濯機に入れて回してもいいでしょう。
・花王ワイドハイターEXパワーは、蓄積臭も強力分解します。除菌成分で黄ばみや黒ずみを分解します。40℃のお湯が最適です。
・シャボン玉 酸素系漂白剤
ツーンとした匂いがないので使いやすいです。スノール液体タイプと酸素系漂白剤をダブルで使用すると、洗浄力がアップ!固形石鹸で洗ってから洗濯するのもおすすめです。
セスキ炭酸ソーダを使う
キッチンなどの油汚れに使えるセスキ炭酸ソーダは、酵素の働きで油汚れを分解します。靴下の臭いも皮脂汚れですので、同じアブラです。靴下の臭いをケアするのにもセスキ炭酸ソーダが使えます。重曹と炭酸ナトリウムが混ざっています。重曹よりもアルカリ性が高く、手荒れも少ないので使いやすいのです。セスキ炭酸ソーダは、スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで手軽に買えます。
洗濯方法は浸け置き洗いです。水30リットルに対し小さじ2杯程度を溶かして使います。最低1時間くらいつけてから、後は洗濯機で洗います。夜洗濯機で浸け置きし、朝起きたらスイッチオンすれば楽ですね。ナイロン、シルク、ウールなど浸け置きに向かない素材がありますので避けましょう。
靴下の臭い対策はシルクとメリノウールがおすすめ!
靴下の素材選びも大事です。シルクの靴下は吸湿性、通気性に優れています。天然繊維のなかでも1.3~1.5倍の吸水性がありますが、放湿性もある特徴も持ち合わせています。汗を吸っても湿気を逃すので、シルクの靴下は汗対策アイテムとして必須でしょう。
ウール繊維は羊毛です。ウールは羊の皮膚が進化した毛と言われています。中でもメリノウールはキャンプや登山ウェアとして人気があります。ヒトには皮膚などに細菌が侵入しても無害にする免疫力があります。その力がメリノウールにもあることで抗菌、防臭効果が備わっています。吸湿発熱という性質もあり、熱は逃さないが汗などの水分は蒸発します。ムレにくい繊維ということがいえます。5、6日登山しても臭くならないと口コミでも人気の素材です。
足の臭いが軽減?足が臭くなるなる前の対策!
足が臭くなる前の消臭対策
足の汗をかく前にデオドラントクリームを塗りましょう。足を洗って少し乾燥させ手から塗ると、効力が持続します。汗をかく前に汗をブロックするのです。クリームタイプやパウダータイプは足の汗対策にピッタリ!バッグにしまっておけば、こっそり使えて便利です。足の臭いは靴下に浸透し、靴に染み付きます。染み付く前に素足のケアをしっかりしておきましょう。
粉を降って消臭靴の対策
足が臭くなる前の消臭靴とは、粉を入れておいて消臭した靴です。汗をかいて靴下に浸透しても大丈夫!消臭靴が臭いをブロック!まだ心配な方は消臭インソールを使うのもおすすめです。備長炭が配合されたものがいいでしょう。備長炭の吸着する性質が臭いを除去してくれます。靴箱に入れて置くのもおすすめ!インソールは定期的に洗うと、消臭効果が復活しますよ。
フットクリアはパウダータイプの消臭剤です。臭気判定士が認めるほど評価が高い消臭グッズです。パンプス、長靴、革靴、ムートンブーツなどあらゆる靴に使えます。臭いを包み込むタルク、殺菌効果のミョウバン、天然鉱物が成分です。フットクリアは根本から雑菌を除去するのが特徴です。効果ボトルに入ってるので、靴に振り入れられて使いやすいです。そのまま履くと消臭効果が持続します。パウダーが気になる方は、中敷を敷いてから履くといいでしょう。
消臭スプレーはドクターショールをおすすめします。臭いを瞬時に除去するオドミット、新抗菌·防カビ成分コーキンマスターが配合されています。瞬間に臭いを取ってくれるのはうれしいですね。パウダーなしとパウダー入があります。パウダーはベビーパウダーなので肌に優しく、さわやかな香りです。
汗を止めるツボをおす!
足の臭いは汗が原因ですよね。汗を止める対策には、ツボを刺激するのも効果的です。経絡であらゆる神経に繋がっていて、刺激することにより体の不調を良好にします。神経が高ぶると汗も比例して分泌量が増えます。神経を落ち着かせることが、汗の分泌を抑える効果をもたらします。足の臭いが気になる時、すぐに試せる手にあるツボをお伝えします。
·労宮···精神を落ち着かせてくれるツボです。精神的な発汗を抑える効果があります。体のほてり、動悸、血行不良などにもおすすめ。
場所:手のひら側の人差し指と中指の間を下にたどっていく人差し指側にあります。親指の第1関節を人差し指側にライン上で交わる所にあります。
·合谷···万能のツボといわれているほど、あらゆる不調に効果があります。汗の分泌の調節にも効果があります。
場所:手の甲の人差し指と親指の間を下に辿っていきます。人差し指側の骨の少し窪んだ所にあります。
·陰げき····寝汗、多汗症に効果的です。体の熱をさげて汗を止めるのに効果があります。心を穏やかにしてくれるツボです。
場所:手首のシワを小指側に移動すると窪みがあります。その窪みより小指幅半分くらい肘側の骨にあります。
·商陽····自立神経を鎮めるツボです。心身ともににリラックスし、汗を止める効果が望めます。
場所:人差し指の親指側の爪の横にあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。足の臭い対策方法はいろいろありました。氷点下-60℃近くに下がるロシアでは布団などを外で凍らせる習慣があります。凍らせることで雑菌が消滅し、その上洗わないのに爽やかな香りがするというのです。日本では密閉できる袋靴を入れ、冷凍庫に暫く入れておくと消臭効果がでることもいえます。
洗濯方法を変えるだけでも臭い対策ができます。洗濯機の臭いや菌が洗濯物にうつって臭くなることも。酸素系漂白剤は洗濯層の消臭効果があるので、普段から使うといいでしょう。ケアと対策を知っていれば足の汗は怖くない!いろんな靴を履いて、臭いゼロの日々を過ごしましょう。