おりもの

おりものに血が混ざる時に考えられる原因と病院へ行くタイミングは?

おりものに血が混ざる時の原因とは?

溜まったストレスが原因

ストレスが溜まると、おりものに血が混ざる時があります。ストレスや疲れが溜まることによって、ホルモンバランスが崩れてしまいます。そのホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンが関係しています。この二つのホルモンバランスにより、生理の正常な仕組みができます。このホルモンバランスが崩れてしまうと、卵巣機能が低下します。生理が始まる前の子宮内膜の維持ができなくなります。そうなると生理前に少量の出血がおりものに混じってしまう、というなことも考えられます。

ホルモンは脳の視床下部から発令されます。司令は自律神経が関係しています。睡眠不足や疲れなどのストレスでうまく発令しなくなるのも、ひとつの要因です。

妊娠超初期は着床出血する

妊娠超初期には着床出血というのがあります。着床出血とは、受精卵が子宮に着床した妊娠超初期の頃に、子宮が傷つけられると出血します。出血量はおりものに少し血がついた程度です。量は少ない方が多いですが、鮮血であったり、ピンク色だったりします。色には個人差があります。

生理開始予定の一週間前くらいに着床出血が多く見られます。着床出血かどうか見極めるには、基礎体温が鍵。生理が始まる日は基礎体温が下がります。しかし、基礎体温が下がらずに高温期が続く場合は着床出血と見ていいでしょう。

臨月のおしるし

臨月になり出産が近づくと、おしるしといておりものに血が混じるものが排出されます。子宮口にある粘液栓というゼリーのようなもので、子宮を蓋しています。赤ちゃんを包んでいる卵膜の一部も一緒に剥がれると出血します。その血液がおりものと混ざり排出されます。

少量の血液で粘度があるおりものです。おしるしは出産の兆候です。臨月になるとナプキンを常備し、持ち歩くようにしましょう。

不正出血は異常のサイン!

生理でないのに大量に鮮血が出る、おりものに血が混じるなど、生理周期以外の出血は全て不正出血と考えられます。不正出血には器質性出血と機能性出血があります。機能性出血とは、ホルモンバランスが崩れた時やピルを使用した時など、女性器以外の出血理由があるときをいいます。機能性出血は治療が必要なものもありますが、それほど心配はありません。

器質性出血とは、何かしら女性特有の病気を患い出血している時をいいます。不正出血やおりものに血が混じる病気には、どんなものがあるのでしょうか。疑わしい病気をいくつかお伝えします。

おりものに血が混ざる時に考えられる病気とは?

細菌感染すると子宮内膜炎

子宮内膜炎は細菌感染が原因です。淋菌、連鎖球菌、ブドウ球菌、大腸菌、クラミジアなど細菌が子宮へ侵入し、炎症を引き起こす病気です。特に気をつけたい人は、閉経した人、流産した人、中絶、出産後の人です。これらの方は周期的な生理が来ないために感染を引き起こしやすいと言われています。出産後は子宮頚管が開いていることと、体力的、精神的にも体力が弱まっていることもあり、細菌感染率が高まります。

タンポンを使用する時も気をつけましょう、タンポンを使用するとき、長時間入れ続けた場合、子宮内に細菌が進入することもあります。タンポンは頻繁に変えることをおすすめします

感染症の一つ、子宮頸がん

子宮頸癌は、子宮頸部のがんです子宮頚部は、子宮の入口部分にあります。織物に血が混じり、ピンク色や茶色の織物とともに悪臭がします。月経量も増え、成功時には出血も見られます。子宮頸がんの原因は、主に性交渉の感染症になります。ヒトパピローマウイルスというウイルス感染です。性交渉の人数が多ければ多いほど感染率は高くなります。子宮頸がんは予防できる病気ともいいます。性行為をする時にはコンドームを必ず使用しましょう。

喫煙も要因の一つとされています。喫煙は肺がんのリスク1位にもなっていますが、子宮頸がんにも影響があるんですね。女性の方は特に禁煙をオススメします。

静かに進行する卵巣腫瘍

卵巣腫瘍とは、卵巣に役立使用です。ほぼ自覚症状はありません。腫瘍の拳くらい大きくならないと分からないほどです。周りの臓器を圧迫し、頻尿や便秘、月経時以外の腰痛、腹痛、不正出血やサラサラしたおりものが特徴です。下腹がぽっこりしたり、頻尿や便秘がある方は要注意です

子宮体がん

子宮体がんは子宮内膜がんともいいます。子宮体部は赤ちゃんを育てるところです。子宮体がんの発生には、女性ホルモンが多く変わっています。卵胞ホルモンエストロゲンには子宮内膜の増殖する働きがあります。このホルモンの値が高い方は、子宮内膜増殖症と言う病気を患っていることがあります。子宮内膜増殖症があることで、子宮体がんになりやすいといえるでしょう。年齢が高い方に発生しやすく、閉経後の不正出血や月経不順がある方は要注意です。

膣部びらん

子宮頸部の内側にある粘膜が、ただれる状態を膣部びらんといいます。女性ホルモンの分泌量が多い時期に発生することが多いです。粘り気のある白や黄色の織物が大量に出る場合もありますが、織物に血が混じる時は茶色や赤が多く見られます。特に治療の必要はありませんが、気になる方は一度医療機関にご相談ください。

クラミジア頸管炎

クラミジアという細菌感染症です。性交のみ感染します。クラミジアに感染すると、エイズへの感染率が3~5倍に上がります。無症状ですので感染に気づいた時には、子宮内膜炎や骨盤内演出を発症している事が多いです。おりものの増加や不正出血、下腹部痛が見られる時は、速やかに受診しましょう。

高年齢に多い萎縮性膣炎

萎縮性膣炎は老人性膣炎とも言われています。老人性とつくので高齢者に多いということでしょう。更年期を期にかかりやすい病気とも言われています。更年期を過ぎると、ホルモンの分泌量は減っていきます。ホルモン量の分泌量が減ることにより、膣内にも影響が出ます。膣内は乾燥して萎縮し始めます。自浄作用が減るので、細菌感染も起こしやすくなります。細菌感染や室内の乾燥で壁が傷つきやすくなるため、性行為などにより出血をすると言えます。更年期に当たる年齢の方や、匂いのある織物には萎縮性膣炎の可能性があるので、気をつけましょう。

おりものに血が混ざる、病院に行くべきおりものの状態とは?

量が増える

おりものには自浄作用というのがあります。自浄作用とは膣内に細菌などが侵入したとき、酸性の粘液で洗い流そうとします。それがおりものです。性病など細菌感染があると、おりものの量は増えます。生理前後や一時的な血の混じりなら心配ありませんが、血の量が増えたり、違う鮮血になる場合は病院に行きましょう。

期間が長い

生理周期でのおりものの期間は1週間以内が多くあります。その中でおりものに血が混じる期間は約二、三日というのが一般的でしょう。おりものに血が混じるものが1週間以上続く場合は、異常といえます。

生理が来ない

生理前後に血が混じるおりものがありますね。妊娠超初期ではおりものに血が混じることはあります。その後生理が来ないという場合であれば妊娠している可能性があります。排卵後、約2週間後には生理が始まりますので生理周期を確認して、それでも生理が来なければ一度医療機関を受診しましょう

かゆみや臭いがする

おりものに血が混じり、そのおりものに臭いある場合、性病の可能性があります。細菌性膣炎は陰部が赤く腫れたり、ただれたります。細菌感染をすると、自浄作用ができなくなり、炎症を起こします鼻につくような腐敗臭がするというのが特徴です、他の性病の症状にはかゆみが出たり、生臭い臭いがしたりするものもありますので、おりものの異常以外の異変にも気をつけましょう。

生理前後のおりものに血が混ざるのも病気?

排卵出血

女性の皆さんはご自分の排卵日をご存知ですか?排卵日とは卵巣から卵子が放出される日です。生理周期の中間辺りですね。そのことから排卵出血は中間出血ともいいます。排卵出血は、一時的な血中エストロゲンの低下により発生します。少量のためおりものに血がまじるように見えます。

下腹部にチクチクと痛みがある場合は、排卵痛といいます。チクチクと針を指したような痛みが特徴です。排卵した時に卵巣から飛び出るのが原因で痛みが発生します。

生理開始前

生理になると、初日から大量の経血が排出される方は少ないでしょう。正常な生理は初日は量が少ないことが多いです。生理前からホルモンが活発になります。生理が来る前のホルモンのバランスが整う前に少し出血し、増えたおりものに混じって排出されることがあります。茶色に見えますが問題ありません。

生理が排出しきれていない

生理後におりものに血が混じることがあります。生理は徐々に増え、徐々に減っていきますよね。全てスッキリ出し切るのは無理に近いでしょう。子宮の壁や膣内などに経血が残っていることは多々あります。生理後、その経血が剥がれておりものと一緒に排出されると、おりものに血が混じったように見えます。

生理が終わる2、3日前に膣洗浄器で洗うと、膣内の経血が洗い流さられるのでおすすめです。経血が多い時はバイ菌が侵入しやすいので、終わる前に行いましょう。

おりものに血が混ざる時に考えられる原因と病院へ行くタイミングは?まとめ

いかがでしたでしょうか。おりものに血が混じるには、性病の感染、女性器の異常や病気、ストレスによるホルモンバランスの崩れなどがありました。病院へ行くタイミングは、おりものや血の量が増える、臭いやかゆみがある、期間が長いという様なことがあればサインです。おりものの量には個人差があります。下着を変えないと行けないくらい汚れたりしたら、量は多いといえます。

生理周期のおりものの変化をよく覚えておくといいですね。自分の体をよく知り、体のサインを見逃さないように気を付けましょう。