おりもの

おりものの色が茶色になる原因と対処方法とは?

無臭なのにおりものの色が茶色い原因とは?

無臭のおりものは正常の範囲

無臭のおりものは正常なおりものです。おりものは膣の頚管粘液や子宮などからの内分泌や汗を含んだ液体です。ドロっととろみがあったりサラサラしたりします。女性の体は繊細で、体の不調により茶色のおりものが見られます。仕事や生活習慣などのストレッサーからストレスを感じている場合、一つの体の異変として茶色のおりものがあります。

ストレッサーとは、ストレスの大元になることを言います。ストレッサーによるストレスが原因でホルモンバランスが崩れ、子宮内膜が剥がれることによるもの。おりものが無臭でも、ストレスで茶色のおりものが出ると考えられます。

外傷がある場合

外傷性膣炎といって、膣内が傷付けられて膣炎を起こします。膣の中は粘膜です。少し傷がついただけでも血が出ます。性交中に膣に指などを挿入する時爪が伸びていたり、無理やり挿入したりすると、膣内をキズ付けることがあります。膣内の傷口から流れた少量の血液がおりものに混じり、茶色のおりものが排出されます。性交後に多くびっくりされることがよくあります。傷口が悪化すると、子宮膣部びらんを起こし出血が増えることがあります。性交後に茶色のおりものが出る場合は、相手を思いやるスキンシップをとるようにしましょう。

2~3日以上長引く場合

茶色のおりものが一日くらいでおさまる場合は特に心配はありません。しかし1週間以上続く場合は、何かしらの病気のシグナルかもしれません。子宮内膜炎や子宮頸管炎、子宮がんや子宮頸がんといった深刻なものもあります。茶色のおりものが続くというのは、出血が続いているということです。茶色のおりものが続くようなときは、経過をよく観察しておきましょう。

生理前に茶色いおりものが出る原因とは?

生理前の茶色のおりものが出る場合とは?

生理前の排卵日前後に、茶色のおりものが出る場合があります。生理がもう始まったの?と心配になる方も多いのでは。排卵期には排卵出血があります。排卵出血はよくあることなので心配ありません。排卵は生理周期の中間にあります。成熟した卵胞が卵巣を突き破り、卵子が排出されることを排卵と言います。この突き破られる衝撃の出血が排卵出血となります。排卵時に生じた出血が混じることでおりものが茶色になります。

女性ホルモンが関係する場合とは?

生理前の茶色のおりものには、女性ホルモンも関係があります。女性ホルモンのエストロゲンは、子宮内膜を保つ働きをします。排卵を促すため、エストロゲンが減少します。エストロゲンが減少すると、子宮内膜を保つ力が弱まってしまい出血します。その出血が、おりものに混じり茶色に見える原因です。

具体的な排卵出血のタイミングとは?

前の月経開始日から13日目~16日の間に排卵期があります。この排卵期の間に出血が見られるのが、一般的な排卵出血のタイミングです。排卵出血は1日~2日と日数が少ないのが特徴です。排卵がおきた時にだけ出血するので日数が少ないですね。量は、少し滲む程度でおさまるでしょう。

排卵出血があるとき、同時に下腹部痛腰痛がある方もいらっしゃるでしょう。排卵痛といって、卵巣を突き破るときに生じる痛みをいいます。排卵前、排卵時、排卵後に痛みが生じます。卵巣から卵子が排出する時は、一月毎に左右どちらかから排出されます。そのため排卵痛は片方いずれかという場合があります。あるいは下腹部全体に痛みがあったりします。場所や痛みの度合いに個人差がありますが、生理痛より痛い時もあります。排卵が終われば痛みがおさまるのでしょう。

妊娠初期や妊娠中におりものの色が茶色になる原因とは?

妊娠超初期の段階の場合とは?

妊娠超初期の時期に見られる茶色のおりものは、着床出血による影響が考えられます。生理予定日の1週間くらい前によくある現象です。着床出血とはごくわずかな妊婦さんではありますが、受精卵が着床すると、子宮内膜を傷つけてしまうことがあります。その出血が少量であるとき、茶色のおりものとなります。他にピンクや赤色など個人差で変わります。子宮内膜が傷つくため痛みが生じたり、赤やピンクだったりすると生理だと勘違いする方も多いです。体の倦怠感や吐き気、眠気、高温期が続くときは妊娠の兆候です。覚えておくといいですね。

妊娠中期にある場合とは?

妊娠中にも茶色のおりものがあります。妊娠中は赤ちゃんに栄養や血液などを送るためたくさんの毛細血管が作られています。毛細血管は非常にもろく少しの刺激で出血します。赤ちゃんが成長するにつれ、動き回ったり胎盤がズレたりなどしても少量の出血がみられたりします。その出血が混じり茶色のおりものとなります。

検診で茶色のおりものが出る場合とは?

検診後の茶色のおりものは心配ありません。検診は専用の器具を使いって膣口を広げます。検診が嫌になる妊婦さんに理由には、この器具を使うと痛みを強く感じることが多いからです。金具をいれるので、膣内を傷つけてしまうことがあります。その出血が酸化しおりものに混じることが言えます。

妊娠後期では、検診が刺激となり子宮から出血することがあります。検診で少量の出血なら問題はありません。臨月の検診で出血量が多ければ、おしるしの可能性があります。出血量が多いのか少ないのかで状況がかわるので、気をつけておきましょう。

量が増えたら要注意!

妊娠初期に茶色のおりものが増えたり、鮮血になると子宮外妊娠や切迫流産の恐れがあります。子宮外妊娠では卵管が破裂するなど重篤になるケースもすくなくありません。 子宮頸管ポリープや子宮筋腫など、妊娠をきっかけに発見することもよくあります。妊娠している時はとくに、下腹部痛や出血が酷くなってきたときは、速やかに医療機関へ行きましょう。迷う時は電話で訪ねるなどして、医師の診断を仰ぐことをおすすめします。

おりものの色が茶色。対処方法はどうしたら良い?

静かにすごすのがおすすめ!

生理周期的や妊娠初期でおこる茶色のおりものには、特に心配ないものが多いです。生理前の女性は、体や精神的に特に敏感になりやすい時期です。お風呂にゆっくり浸かるなどし、体を冷やさないようにすることも必要です。気持ちを落ち着かせてゆっくりすごしましょう。

妊娠超初期では妊娠に気づかないこともあるでしょう。妊娠超初期の茶色のおりものは妊娠に影響がないものが多いといわれています。しかし、あのとき安静にしておけば良かったと後悔を経験する方が多くいらっしゃるのも事実です。妊婦さんが後悔しないために、安静を指示するお医者さんもいます。妊娠しているもしくは、妊娠かもしれないと思われる場合は、静かにゆっくり過ごされるといいでしょう。

清潔を保ちましょう

ナプキンやおりものシートは雑菌の温床に。こまめに変えて清潔にしましょう。排出されたときは無臭のおりものでも、空気に触れると臭いがする場合があります。茶色のおりものには少量の血液が混じっていますよね。血液が酸化すると鉄臭い臭いがしたり、雑菌が増えたりします。汗でかぶれる要因にもなります。デリケートゾーンを綺麗にしておくことが大事です。

他異変がある場合、検査を早くしましょう

おりものの臭いが強くなったり、下腹部痛や腰痛がある場合は、性病になっているかもしれません。生臭い、イカ臭いなどは細菌性膣炎やトリコモナス症などの性病に多く、悪臭が強いと子宮内膜症、卵巣腫瘍など子宮疾患があるかもしれません。妊娠中でも性病になることがあります。妊娠中は特に膣内のバリア機能が低下し感染しやすくなります。茶色のおりものがと臭いが強い場合は、早めに医療機関へ行きましょう。

おりものの色が茶色になる原因と対処方法とは?まとめ

おりものが茶色になる原因には、出血が混じること。生理後にも経血が混じり、茶色のおりものがでます。ストレスは自分では認識づらいものです。ですが、体がサインとして、体を休めませんか?と送っているのかもしれません。茶色のおりものがある場合、少しストップして心と体に耳を傾ける時間を作るようにしてみてください。

また風邪の引き始めなどの免疫力が低下する時も、茶色のおりものが出る場合があります。そんな時は無理せず体を休めリラックスを心がけましょう。おりものは、体のバロメーターとして上手く付き合ってくださいね。