デリケートゾーン

カンジダと思ったら?原因、感染経路をチェック!安心の治療法とは

女性器に発症する膣カンジダの症状について

アナタはこんなデリケートゾーンの悩みを持ったことはありませんか?

仕事や家事が忙しくて体にストレスを抱えるようになると、カッテージチーズ状のおりものがでて発酵臭がするときがある。

生理前または生理中デリケートゾーンが浮腫み、赤く腫れあがりぶつぶつができるようになる。

妊娠中・出産後デリケートゾーンが熱く強い痛みや痒みを感じることがある。

彼氏・夫と性交中・性交後に陰部に痛みを感じることがある。

もし1つでも当てはまる人は「膣カンジダ」を発症している可能性があります。

カンジダとは、カンジダ菌という真菌(カビ)によって起こる膣炎です。

カンジダ菌は健康な人の粘膜や皮膚に常在している菌です。

しかしストレスや病気・女性特有の生理や妊娠中など体の免疫機能の低下が原因で、膣内にカンジダ菌が異常増殖をし膣炎を起こしてしまいます。

特に女性性器は男性性器に比べて構造が複雑・通気性が悪く雑菌が繁殖しやすくなっています。

そのためカンジダを発症しやすいため「女性特有の感染症」とも呼ばれています。

膣カンジダの恐ろしいところは2つあります。

1度治癒しても、免疫機能が低下すると膣カンジダ症を再発してしまう。

膣カンジダの感染者が性交や出産をすると、男性や赤ちゃん・子どもにも感染する可能性があります。

デリケートゾーンの病気は恥ずかしくて相談できないという人が多いと思います。

しかしカンジダの感染を広げないためにも、治し方を知ることがとても大切になってきます。

産婦人科などの病院で検査をしてもらうこともそうですが、膣カンジダに対応した市販の薬も販売してます。

膣カンジダの原因と感染経路とは

常在菌であるカンジダ菌は様々な原因・感染経路が4つを紹介します。

膣カンジダ原因・感染経路1~ストレスによるカンジダ感染

健康な人の膣内はデーデルライン桿菌という乳酸菌が他の常在菌とのバランスを保ち、悪玉菌・カビ・微生物の侵入・繁殖を防ぐ役割があります。

しかしストレスによる体調不良が原因で乳酸菌が減少し、カンジダ菌が異常増殖をし、カンジダ感染してしまいます。

膣カンジダ原因・感染経路2~生理周期、妊娠によるホルモンバランスの変化

生理や妊娠は女性ホルモン「プロゲステロン」が増加するため、乳酸菌による自浄作用が低下しカンジダ菌が繁殖しやすくなります。

主な症状は2つあります。

おりものの分泌量が増え、酒粕やカッテージチーズのように白くポロポロした状態。

外陰部が熱を持って腫れ、我慢できないほどの痒みがでる。

性器は体の中で一番デリケートな部分で一度痒みが強くなると、下着の締め付け・擦れだけで炎症がひどくなります。

酷い場合は日常生活に支障をきたすこともあります。

膣カンジダ原因・感染経路3~病気や妊娠中による免疫力低下

病気や妊娠中は免疫機能が低下しているため、普段より感染症になりやすい状況になっています。

特に抗生剤を服用した時膣内の乳酸菌の力が弱まりやすくなり、カンジダ菌が増えやすくなってしまいます。

膣カンジダ原因・感染経路4~性交渉・性行為

カンジダ症は自己感染がほとんどで、主に体の免疫機能が低下している時に感染しやすくなっています。

自己感染がほとんどですが、カンジダ症を患っている時の性交渉(セックス)は菌をうつしやすくなっているため注意が必要です。

男性器(ペニス)は女性に比べて性器の通気性がよく、仮に発症していても痒みや発疹・痛みなどの自覚症状が出にくく自然治癒することがあり、気付かずに性行為を行い男性から女性へうつしてしまうケースが多いです。

もし男性が性器カンジダ症を発症していても、性器をシャワーなどで洗えば簡単に菌を洗い流すことができるため感染はしにくいですが、包茎の人はやや発症率があがってしまいます。

カンジダ症を完全に治るまではパートナーとの性交渉を禁止し、治りかけでも症状を悪化させてしまう可能性があります

膣カンジダを放置する事のリスク

膣カンジダは軽度であれば自然治癒することも多いですが、悪化することもある感染症です。

膣カンジダが悪化した場合必ず治療が必要になってきます。

しかし膣カンジダが悪化することによって起こるリスクはどのようなものか?まとめてみました。

膣カンジダは不妊症につながる可能性もある

膣カンジダを発症している時にパートナーとの性交渉すると菌が男性に感染する可能性もあります。

男性がカンジダ菌に感染した場合、亀頭包皮炎を起こす可能性があります。

症状は、白いカスが性器から出る、亀頭が赤くなり痒みがある、排尿時に痛みがあります。

尿道管が炎症を発症してしまうため白血球が急激に増え、増えた白血球は菌以外にも精子を食べてしまうため受精の確率が下がってしまいます。

膣カンジダを発症したままの妊娠・出産は、赤ちゃん・子どもにも感染する可能性がある

免疫力が低下しやすい妊娠・出産時は特に膣カンジダに感染しやすくなります。

特に妊娠出産時は使える治療薬の制限がでてくることを気にする母親は多いと思います。

しかし膣カンジダを発症したままの出産は、産道を通る時に約10%の確率で感染する可能性があります。

代表的な症状は生後7~10日後ごろに赤ちゃんの口内や股が白くなる「がんこうそ」という皮膚炎を発症したり、おむつかぶれが悪化しやすくなります。

症状がひどくなってくると、抗真菌薬を使わないといけなくなります。

膣カンジダは性病?

性病=カンジダと誤解されやすいですが、カンジダ菌は健康な人ならだれでも持っている常在菌の一種です。

性交渉によって膣カンジダなどを発症してしまう場合がありますが、可能性は低く主な発症例は免疫力の低下でおこる自己感染がほとんどです。

カンジダ菌は皮膚や口腔内・食道・性器といった体のいろんな部分に常在しているため体調不良による免疫力低下・擦り傷などのケガなどのきっかけで炎症に発展してしまうことがあります。

性器にも常在しているということもあり、性病と誤認識しがちですがカンジダ菌に感染した場合は免疫力が低下しているという危険信号ということになります。

もし性交渉後に膣カンジダを発症している場合でも、相手がきっかけで感染したわけではなく

自身が保有している菌が原因で発症した可能性もあるため相手だけを責めるのは間違いです。

膣カンジダについて原因と治療法を正しい知識を知ることも大切になってきます。

膣カンジダになった時の治療法とは

膣カンジダかな?と思える症状が現れた時、自己判断せずに産婦人科などの婦人科の病院に受診することをお勧めします。

痒みや痛みは別の病気の可能性もあるため初回は医師の診察を受け膣カンジダである場合は治療薬が処方されます。

膣カンジダを病院で治療法

毎日通院する必要がありますが

急性の膣カンジダの標準的な治療法は、イミダゾール系の抗真菌薬の膣錠(クロトリマゾール、ミコナゾール、イソコナゾール、オキシコナゾール)を1日1回膣へ挿入する治療を約1週間ほど継続し症状をみていくものになります。

通院が大変な人の場合でも治療薬を処方する方法が3種類あります。

週に1回だけ膣に挿入する膣錠イソコナゾール、オキシコナゾール)

人によって使えませんが口から服用する抗真菌薬(フルコナゾール)

軟膏やクリームの外用剤(クロトリマゾール、ミコナゾール、エコナゾール、オキシコナゾール)を1日2~3回塗る

痒みや痛みがなくなり、おりものの状態も正常に戻れば治療終了になりますがカンジダが少し残った状態でも治療終了になることもあります。

常在菌であるカンジダは完全に根絶することをせず、増殖し感染症の症状を鎮静化させることが目的となります。

病院以外の膣カンジダの治療法

膣カンジダは病院での1~2週間の治療で治ると言われていますが、体調不良などで再発する可能性のある感染症です。

再発した時に再度病院へ受診することが最善ですが、現在は薬剤師のいる薬局で市販されている治療薬で治すことができます。

しかし注意することが1点あります。

薬局で購入する場合は過去に医師から膣カンジダである診断をされ、治療経験がある人だけしか買うことができません。

またドラッグストアやインターネットでも膣カンジダの再発治療薬を購入することができます。

種類は膣錠(座薬含む)、、軟膏、クリーム、経口錠があります。

市販されている膣カンジダの代表的な商品はメンソレータムやフェミニーナがあります。

しかし膣カンジダの再発治療薬は「第1類医薬品」になっているため、手続きが必要になります。

多くの場合は買い物かごに入れる際に質問を受けます。

・使用中の医薬品の有無

・症状または使用目的

・妊娠や授乳の状況

・医薬品の副作用経験

・かかっている疾病の有無

・その他、質問の有無

体調不良などで再発しやすい病気のため、市販でも治療薬を購入できる方法もあります。

膣カンジダの予防

膣カンジダは体調不良などの免疫機能低下によって発症する感染症ですが、予防することも可能です。

予防するポイントは4つあります。

膣カンジダは規則正しい生活で自分自身の免疫力を高めること

常在菌であるカンジダ菌は体の免疫機能が低下することによって、増殖し発症します。

カンジダ症を発症させないためには、体調管理が重要になってきます。

バランスのとれた食事、十分な睡眠、ストレスを溜め込まない、適度な運動を行うようにしましょう。

また乳酸菌は腸内環境を整え、免疫力を向上させることができるため積極的に摂取していきましょう。

性交渉を行う時はコンドームなどの避妊具を着用することで膣カンジダを予防できる

男性はカンジダ症の自覚症状が乏しいため、気付かずに性交渉をし感染する可能性があります。

避妊具は避妊以外にも菌を移さない・悪化させないという役割もあります。

性交渉を行う時は避妊具を着用するようにしましょう。

膣カンジダは陰部を必要以上に洗い過ぎないこと

カンジダ菌を増殖・繁殖させないためには、陰部を清潔に保つ必要があります。

そして陰部は体の皮膚の中ではとても薄く、高温多湿で汚れが溜まりやすく雑菌が繁殖しやすい環境です。

清潔に保つことは大切ですが、ごしごしと強い力で洗ってしまうと必要な菌まで洗い流してしまいます。

陰部を洗う時はしっかり泡を立てて、優しく洗う様にするようにしましょう。

膣カンジダにならないためには通気性がよく、締め付けすぎない下着を着用すること

女性の陰部は複雑な構造や陰毛があるため、高温多湿を好むカンジダ菌が増殖しやすい環境になりがちです。

通気性の悪い、締め付けすぎる下着は陰部が蒸れやすくなってしまいます。

通気性がよく締め付けすぎない下着を着用することは、カンジダ症の予防になります。

カンジダと思ったら?原因、感染経路をチェック!安心の治療法とは~まとめ

カンジダ菌は常在菌、健康な人の体にもいる真菌である。

免疫機能が低下していると陰部に炎症や痒み・痛みが起こる膣カンジダ症を発症し治療しても再発することがある。

膣カンジダの主な感染原因は抵抗力の低下による自己感染がほとんどで、性病ではない。

膣カンジダは自然治癒することもあるが、性交渉による男性への感染が原因で不妊症に繋がったり、生まれてくる赤ちゃんにも感染する可能性がある。

膣カンジダの治療は自己判断せず初回は早めの受診し、1~2週間の治療薬で治療完了できる。

膣カンジダが再発した場合、薬局以外にもカンジダ症の治療薬を通販で購入することができる。

体の免疫力を高めることが膣カンジダを予防ことにもつながる。